貴社専用オリジナル切削油
既製品ではなく、専用に“作る”貴社オリジナル切削油
既製品の中から「近いものを選ぶ」のではなく、貴社の加工条件に合わせて一から処方設計し、専用のオリジナル切削油として製造します。加工対象(材質・形状)、設備、加工方法、温度変化、現場の運用制約まで踏まえ、現場で“成立する”油を作るのが私たちのスタンスです。
オリジナル切削油が必要になる代表的な場面
シリーズ品が豊富にあっても、現場では「あと少し」のズレが生産性や運用負担に直結します。例えば次のようなお悩みがある場合、専用設計が有効です。
- 焼付き・かじり・ビビりなど、加工トラブルが出る(既製品の限界)
- 粘度が合わず、供給性・飛散(ミスト)・加工感に違和感がある
- 色や匂い、油煙など作業性の不満があり、現場の受容性が上がらない
- 消防法などの制約があり、性能と運用を両立する必要がある
- 「この加工だけ」「この設備だけ」など用途が限定され、最適点が明確
- 数種類使い分けている切削油を、1種類に集約したい
専用設計で調整できるポイント(例)
目的に応じて、次のような項目を設計・調整し、貴社仕様として最適化します。
- 切削性/極圧性:焼付き・かじり対策、面粗度の安定、ビビり抑制
- 工具摩耗抑制:摩擦低減、被膜形成、熱の持ち出し設計
- 粘度・流動性:供給性、飛散(ミスト)バランス、設備適合
- 低臭・低ミスト・油煙抑制:作業環境と清掃負担の低減
- 色調・使用感:現場の受容性、管理のしやすさ
- 法令・運用制約への配慮:貯蔵量や引火点など、守るべき条件の中で成立
進め方(現場で成立させる標準フロー)
オリジナル油は「作って終わり」ではなく、導入後に安定して使える状態に落とし込むことが重要です。私たちは次の流れで、現場に合う処方へ詰めていきます。
- ヒアリング/条件整理(設備、材質、加工内容、温度変化、運用制約など)
- 狙いの明確化(加工トラブル回避、作業性、制約条件の順守など、優先順位付け)
- 試作(テストカット油)設計(必要に応じて添加剤設計まで踏み込む)
- 評価→調整(結果を見ながら配合を追い込み、現場運用に落とす)
- 導入後フォロー(劣化・腐敗対策など、安定稼働の運用まで支援)
改善事例
専用設計によって、現場の条件下で成立させた改善事例を掲載しています。具体的な数値や背景、設計思想は下記ページをご覧ください。
切削油は「選ぶ」だけでは届かない領域があります。貴社の加工条件に合わせて一から設計し、専用油として製造することで、現場が求める“ちょうどいい”を形にします。まずは、現状の加工内容と運用条件を共有いただくところから始めます。