★まず加工環境の改善を実施

最初の接点は加工精度の向上に関するご相談でした。
他社製品の不水溶性切削油を使用されていましたが、弊社との議論、ご提案の末、弊社が製造する水溶性切削油を導入いただきました。

★加工環境の改善を皮切りに現場環境の改善へ

加工環境の改善に端を発しましたが、お客様の抱える課題は加工環境の高精度化だけではありませんでした。
そのお客様の製造環境では金属加工を行う際に工場内に切削油のミストが舞い飛び、加工の熱で油が気化した油煙が蔓延していました。
弊社ではこれは改善の必要ありと見込み、ミストカッターの導入による工場内のミストと油煙の低減に取り組むご提案をしました。

また、油性(不水溶性)の切削油から水溶性の切削油にすることで
床に付着する油のミストによる滑りがなくなり、床が清潔に保たれるようになりました。

★さらに自然環境への影響を改善

水溶性切削油への切り替えやミストカッターの導入で製造環境に改善がなされたものの今度はそれを清潔に保ち続けていく必要があります
そこで弊社がご提案したのがECS-20という従来の強アルカリ性のクリーナーではない、中性で環境負荷の少ないクリーナーです。
ECS-20はモップに汚れが再付着しにくく、環境負荷低減と消耗品低減にも繋がりました。